画像は、ELSA上で受けたテストの結果のスクショです。
2022/12/7に初めて受けた時は、IELTS推測スコアは7.0でした。あれから40日間連続して毎日平均30分トレーニングした結果、スコアが7.0から7.5に上がりました!嬉しいです。(2023/2/26現在では8.0です。あくまで”推測”ですが…。)
そもそも50代の自分がなぜELSAを始めたか?
最大の理由は、今の職場では、外国籍の社員さんに英語でセミナーをする機会があるからです。数年前に転職してから、いつも自信がなかったのです(スミマセン
セミナーの締めくくりの質疑応答の時間、質問されたときに聞き取りにくいアクセントの人もいたり、自分がパッと明瞭な回答ができなかったりしました。
定年までもう長くないし、今のままでもなんとか仕事できるだろう…と、これまではうやむやにしていたのでした。(恥ずかしいです)
ところが、2022年秋になり、なぜか「この不安なまま、仕事を続けるのはいやだー――!!」という気持ちが急にドドーンと高まったのでした。
自分でも驚きましたが、おそらく、不安なまま仕事をするというのは、非常にストレスを感じるからです。
とにかく、そのストレスから解放されたかった。
「自信をもってセミナーをおこなうためにはどうしたらよいだろうか?」と考えた
すると、まずはリスニング力を高めることだろうかなと思いました。
それでは、リスニング力を高めるにはどうしたらよいのかということを調べたら、
「自分の中にない音は聴き取れない。つまり、英語の発音を自分で正確に出せるようになれば、相手の英語を聴きとれるようになる」
ということのようでした。そこで、私は自分の英語の発音を叩き直すことに取り組み始めたのでした。
それが、2022年の11月のことでした。
発音学習をどう始めたか
1.私はまず図書館で発音教本をかたっぱしから借りはじめました。
本だけのものはダメです。CD, MP3ダウンロードなどの音源つきのものでないと無意味です。
数冊、音源を聴いて発音練習をしてみました。そのうち、耳は慣れてくるものの、
「自分の発音が正しいのか確かめられない」
という恐ろしいことに気づきました。独学の壁です。
2. 「これじゃいかんな」と思い、私は新たな道を探し始めました。YouTubeだろうか?
YouTubeにも英語発音関連のコンテンツがあることはもちろん知っていました。が、自分は、通勤時間のすべてをこの英語発音学習に充てたかったのです。移動中すべての時間、スマホを見ているわけにはいきません。YouTubeは自分には不向きと感じました。
3. どうしたものか、と困りながらTwitterをながめていたところ、Voicyというプラットフォームを知りました。
すぐにVoicyアプリをダウンロードし、すぐにキーワード「発音」で検索してみると、いくつかのコンテンツが出てきました。そこで巡り合ったのが、「英語発音トレーナーまやさん」のVoicyでした。
このまやさんの番組では、発音記号をひとつひとつ取り上げ、発音の仕方を丁寧に説明してくれます。
わたしは、まやさんの発音解説の回を繰り返し聴き、本当に英語の音への理解が深まったと思います。
実は、この番組の中でまやさんがELSA SPEAKアプリを紹介してくださったので、私はELSA SPEAKにも出会うことができたのでした。
ELSA SPEAKとの出会い
そこで私は無料版を、2022年12月7日に試してみました。
一日使って、「これは面白い!」と感じました。ところが、無料版では利用できる時間に非常に限りがあります。
そこで課金プランをチェックして、割引がありましたのですぐに永久会員を申込みました。
80%オフのキャンペーン中でしたので、このタイミングで購入すれば、すぐに元を取れる価格だと感じたからです。
その日から、毎日30分ほどELSA SPEAKでトレーニングしています。
しかしながら、連続40日を続けてみて、感じたことがあります。
それは、ELSAでやみくもに発音していても、スコア(発音の完成度)は一定のレベル以上には上がらないだろうな、ということです。
ELSAだけでは足りない。日本人には。
ELSAで発声すると、AIにより判定された発音の完成度(スコア)と、発音記号が表示されます。
耳からきこえる音声をまねて発声を続けることで、音は近くなっていくと思うのですが、おそらくそのやりかただけですと、どこかで壁にぶち当たるだろうと思われます。
なぜならば、英語の母音も子音も、日本語にはない音ばかりだからです。
英語ネイティブではない私たちには、どうしたらその音がでるのか、経験的にわからない。
そういう、後天的に英語を学ぶひとのために、発音記号は、存在します。
ですが日本の英語教育では発音教育が脱落しているため、私たちは英語の発音記号を理解していません。
その発音記号への理解がなければ、記号と、音声とを結びつけることはできません。
ですので、英語の音を出すために、口の開け方・舌の場所・息の出し方等々のテクニックを教えてもらう必要があるのです。
それらのテクニックを学ぶためにはどうしたらよいか
できれば、発音指導士のレッスンを受けることが望ましい。ですが、それにはかなりお金がかかります。
なるべくお金をかけずに、英語の発音を学びたいとおもいませんか?
それには、前述した「英語発音トレーナーまやさん」のVoicyで発音解説の回を聴くことを強くお勧めいたします。
私は、まやさんのVoicyを繰り返し聴くことにより、
「英語の発音というのは、そもそも身体の使い方から日本語とは異なるのか!
呼吸のしかた、口の開きかた、くちびるのすぼめかた、舌の移動のしかたなどが、まるっきり違うのだ!」
ということを、この歳にして知ったのです。
そして、英語発音記号一つ一つが、どういう音なのか、ということが、少しずつ、身体になじんできたような気がします。
そうすると、ELSAでのスコアも上がり、自信もついてきました。
一番驚いたのは、この2023年の年始休暇中に久しぶりに映画を観ていたときに、ずいぶん自分のリスニング力が上がっていたことです!
「マイ・インターン」のデ・ニーロやアン・ハサウェイの言葉が結構聴き取れて、本当にビックリしました。
特に、この作品でハサウェイ演じる女社長は、ものすごく多忙でせっかちなキャラであったので、早口だったのです。
「うそみたい!聞き取れる!自分の発音を向上させることで耳がキャッチできるようになる、というのは本当なんだ!」
と感動しました。
ELSA SPEAKの効果を最大に伸ばすコツ
は、まずは初心に帰り、発音記号を理解し身につける
ことです。
具体的には、ELSA SPEAKを毎日トレーニングすることと平行して、まやさんのVoicyで英語発音解説を聴きまくり、身につけることです。
それを続けることにより、日本語にはない音の出し方と、発音記号と、音声とをリンクさせることが可能になります。
ちなみに、まやさんのVoicyはすべての回が発音解説に特化されているわけではありません。英語クイズ、日々のできごと、グルメ情報、本の紹介、VOICYパーソナリティ業界のネタなど実にさまざまなコンテンツ満載です。
英語発音記号の説明を聞きたい場合は、まずは、2021年のVoicy開始時に遡り、発音関係の回を「あとで聴くリスト」にどんどん追加していき、聴き始めることをお勧めします。
2ヶ月打ち込んでたどり着いた今
ELSA SPEAKと、英語発音学習を平行して続けることで、英語の音が身体になじんできます。トレーニングを淡々とこなしてゆけば、英語耳ができてきます。
それはつまり、自分の発する英語の音が、英語話者に通じやすくなるということを意味します。通じやすくなれば、自信に直結します。自信を持って仕事に取り組むことができるということは、ストレスを減らしてくれます。