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英語脳を取り戻せ

私は現在のところ外資系企業ではたらいていますが、英語は流暢ではありません。

経緯を述べると、小学生のころ、ドイツ人のシスターに英語を教えてもらったのが最初の英語経験でした。英語が好きなことに気がついて、音楽は洋楽ばかり聴くようになっていました。歌詞をみながら音を聴き、意味がわからない英語は同級生のお姉さんとかお兄さんにきいてもらいました。インターネットがなかった頃です。

そのお姉さんやお兄さんも日本で暮らす高校生なので、回答は「わからない」でしたが……。

その後わたしは大学の外国語学部で学び、留学はできませんでしたので、国内でなるべく英語力を磨くよう努力しました。

学生時代はインターネットのない時代でしたので、リスニング・スピーキングはラジオやTVで語学を学ぶしかありませんでした。行動力がある人は、国内でも外国人のひとと交流を持って語学力を伸ばしていたようでしたけれど。

幸い、大学にはネイティブの教師がたくさんいたので、なるべく話すようにはしました。ですが、生来のコミュ障ですので、なかなか難しかった記憶があります。部活・サークル活動ができないタイプでしたので。そういう集団行動ができれば、かなり英語でのコミュニケーション力が伸ばせたでしょうね。

大学を卒業して就職。

そこでは海外出版社の人と打ち合わせが多かったです。大学で英語漬けだったので、その頃はわりとスムーズに対応できました。

その後、結婚・妊娠を機に、退職してしまいました。

今から思うと本当にもったいなかったです。

その後15年ほど、仕事はしていたのですが、完全に英語とは無縁の時間を過ごしました。プライベートでも、英語のリスニングをするとか、英語力を維持する努力することはなかったです。こういう時に、忘れていくのでしょうね。

その後、より高いお給料を求め、ダメ元で英語を使う職にトライし、(首になるならなれ、という覚悟)採用されました。

その職場では、英語を話すことはメインではありませんでした。主な仕事内容に伴い、英語のスピーキングが求められるというような形でした。

電話をとっているうち、いきなり相手が英語を話し始めたときは身体が震えましたね。全く生の英語に触れずに15年ほど経過していたわけですから。

不思議と、相手が言っていることはわかりました。ただ、返事がボロボロ。今から思えば、「英語脳が真っ白になっていた」という感じです。

電話を取るたび、うまく伝えられなかったことを英文に書き出し、口に出すようにしました。

そうやって、少しずつ、学生の頃の感覚を取り戻していきました。

今は、アプリでふつうにリスニングやスピーキングのトレーニングができるからとても素晴らしいですね!!

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